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​講師紹介

略歴

県立青森高校卒

東北大学法学部入学・中退

東京大学文科一類入学

東京大学法学部私法コース卒

都内外の予備校などで大学受験指導20年以上

主な指導科目は英語・医学部向け数学・物理

受験勉強せずに合格して後悔

 毎日学年プラス一時間の勉強と言われていた時代に、青森高校の授業に出る以外に受験勉強を全くと言っていいほどしていなかったことに、センター試験初日終了後に遅まきながら気付く。激しく後悔したので、その時点で浪人を決意する。二日目が終わり帰宅して、母に

「東大行くから浪人していい?」

「いいよ(即答)」

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都内某ホールにて発表会のリハーサルに臨む当該講師

 その年は受験する気も失せていたが、自分ではまともに受験したことのない担任がうるさかったので、翌年の予行演習として東北大学教育学部前期日程だけ出願(とても東大を受験できる成績ではなかった)。後期も出願しろと言われたが「お前に何がわかる」的なことを言って突っぱねた気がする。受験の帰り道で予備校に立ち寄って入学手続きをする。東北大学には無事に合格。

​きちんと勉強すれば成績は短期間で上がる

 浪人時には順調に向上したものの、全国記述模試(英数国世界史地理)で21番、東大模試で98番が限界で、頂点には程遠い詰めの甘さ。東大に受かる気もしていなかったが、東大に行くために浪人したので他を受験する意味もないと思っていた。予備校の進路担当の方と、

「この成績なら絶対に合格するよ」

「いやあ、世の中そんなに甘くないと思いますよ」

「さすがにこれは何があっても受かるよ。前期は文一で、後期はどうするの?」

「受けません」

「私立は?」

「受けませんね、金もないので」

「落ちたらどうするの?」

「落ちるだけですね」

「なら後期東北大学どう? ここ仙台だし願書あるよ」

「去年蹴ったので入れてくれないと思いますよ」

 東大文一には不合格、後期で東北大学法学部に合格して、前年に蹴ったのになんて話のわかる大学なんだろうと思い、今度は入学する。

記憶に頼らない勉強方法の利点

 東北大学二年時に、やっぱり東大行きたいなと考え始める。特にやりたい勉強も就きたい職業もなかったので学部はなんでもいいやと思ったものの、「文一に受からずに勝ったことになると思っているのか」との母の意見は一理あったので採用、文一に出願。

 しばらく勉強していないが大丈夫かという気もしたが、記憶に頼らずに勉強していたのが幸いして、ブランクによる忘却はあまり問題にならず、合格。なんならセンター試験の点数は当時よりかなり上だった(東大受験にはほとんど無意味だが)。東北大学の進級に必要な単位は全て取っていたが、債権法だけ落としていた(友人談)。受験校以外のことに一切口を挟まなかった母が泣いて喜んでいたので、たかが受験でも親孝行できることを知る。

​大学に入ったら、その先も見据えてください

 法律にはほぼ興味がなかった上に、当時の東大法学部はゼミ参加は任意、卒論も存在しなかったため、それに乗じてだらだらと司法試験の勉強をするも、身が入らず。法学部私法コース卒業後に、しばらくして実家に戻る必要が生じたのに合わせて東京を離れる。

 丸腰で実家に戻ってきたため、できることは受験勉強のみ。地元の予備校で講師として、あるいは家庭教師として、働き始める。指導科目は英語国語数学世界史。地理も偏差値だけなら68くらいあったが、苦手意識が酷いため教えることはできない。東大法学部なら公民と現代社会もできますよねと言われて断ること多数。

​理系の勉強を始める

 いい年してふらふらしているように見えたのか、身内から当時流行していた医学部再受験を勧められ、東京の予備校に通って理系の勉強を始める。仕事と並行していた割に、法律と違い理系数学や物理は性に合っていたのか、全国マーク模試(5教科7科目)で確か35番だったか38番、全国記述模試(英数国物理生物)で21番、東大模試で二桁順位になるくらいまで成績は上昇。文系でも理系でも最高順位が同じなので、はっきりと自分の限界が見えた。

 既に単なる医学部ではなく東大理三を受けるべき状況になっていたので受験するも、ここでも詰めの甘さが露呈して、あえなく失敗。結局ふりだしに戻って受験指導をするようになるが、理系数学(偏差値75前後)と物理(78くらい)も教えていい気がしたので、都内複数の予備校(医系予備校含む)で教え始める。生物も偏差値だけは模試によっては80を優に超えていたが、あくまで瞬間最大風速であるため、人様に教えることはできない。現在は状況が状況なので、オンラインの家庭教師に絞っています。

その他

​ 好きな映画はブルースブラザーズ(どちらも)、人形少年の館。好きな漫画はキン肉マン、家政婦のブキミ。好きなゲームはベイグラントストーリー、影牢。基本的に頭を使うコンテンツを敬遠する。よって活字の本は法律書以外ほぼ読んだことがない。小中高と野球部。好きなスポーツ選手はクライド・ドレクスラー。文一に受かったご褒美に何がいいと母に言われて、その年の横浜アリーナのジャパンゲームズにドレクスラーが来るから見に行きたいと言って、SA席のチケット代を出してもらったのは一生の思い出。東北大学の体育(サッカー)に講師として当時いらしていた鈴木淳(天皇杯で東北電力の主力としてジーコと対戦、現ソニー仙台FC監督)氏に、「君のパスは本当にうまい」と言われたことがある。趣味は、子供の頃に習っていて最近また習い始めたピアノ。バイク四台持ち。

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